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早池峰山の縦走コース(岳~鶏頭山~中岳~早池峰)を歩きました。早池峰から下っていく方が楽なのですが、車を置いていく関係上、仕方ありません。
鶏頭山は1445mと標高は早池峰に比べて低いのですが、ふもとの岳集落(標高500m)からの高低差は945m。河原の坊(1050m)から早池峰(1917m)までの高低差867mよりも余計に登るうえにずっと登りが続くので疲れる気がします。おまけに昨日は盛岡で27℃という暑い日...汗だくになるわ虫にはたかられるわの切ない道中。涼しい風があるだけ真夏よりまし、と言い聞かせながら登りました。

鶏頭山は早池峰と同じ蛇紋岩の山なので、早池峰と同じ花が咲きます。しかもあたたかいせいか早池峰より早く開花する傾向にあります。この日も、ヒメコザクラのほかいろいろ咲いていました。

ミヤマキンバイが満開

miyamakinbai

こんな感じに

kinbai_keitousan

チシマアマナも開花

chishimaamana_keitousan

鶏頭山の稜線上でも早池峰より狭い範囲でいろいろ見られます。

ウスバスミレ

usubasumire

早池峰にはチシマウスバスミレもあるということで、今までこの手のスミレはチシマウスバスミレだと思っていたのですが、今回『日本のスミレ』(山と渓谷社)で確認したところ今まで見ていたのはウスバスミレだと分かりました。その違いは...「ウスバスミレの葉は無毛。鋸歯はひだを寄せたように重なる。」で、「チシマウスバスミレの葉は微毛があり、鋸歯が重ならない」だそうです。なるほど...スミレは難しいです。

鶏頭山付近からの早池峰は中岳越しにまだ遥か向こうに見えます。右は薬師岳。

juusou1

鶏頭山から中岳の間は、毎年雪融け後に倒木が多く見つかりますが、今年はそれほど増えていませんでした。ただ、去年のものもくぐったりまたいだり少し歩きづらいですね。

touboku

残雪もところどころにありますが、迷うほどではありません。迷いそうになったら...シカの足跡をたどってください(笑)

juusou2

実際困るのは雪よりも雪のとけた後の水たまりで、かなりジャブジャブです。もう少したつとドロドロのぬかるみになります。スパッツと...靴を汚す覚悟が必要です。ま、私は長靴なので何の問題もなく子供のように歩けるのですが。

中岳の手前、140番あたりの岩場は手足を使って通過するので気をつけてください。

juusou3

中岳を過ぎると早池峰が近づいて見えます。もう少しだ~。

juusou4


縦走コースは、ここだけの話ですが、人に見られていないせいか花が綺麗です。
ウラシマツツジが咲き始めました。

urashimatsutsuji

コメバツガザクラも。ウラシマツツジ同様たいへん小さな花(花の部分は4mmくらい)なので、注意していないと見落としてしまいます。

komeba

縦走コースは長いうえにエスケープルートがないので健脚・上級者向けです。時間の余裕を持って計画を立ててください。必ず地図を持って。(じつは早池峰に初めて来る人の8割は地図を持たないで入山してるんじゃないかと思っています)

河原の坊コースではナンブイヌナズナが咲き始めました。遠くからでも目立つ鮮やかな黄色です。

nanbuinunazuna

チシマアマナも咲いていました。今日のあたたかさでチングルマも開花したようです。
登山口近くではムラサキヤシオが見頃です。

murasakiyashio

最後に再びスミレの話...

こちらはミヤマスミレ

miyamasumire

こっちはオオタチツボスミレのようです。

ootachitsubo

よく見ると葉の形と鋸歯(葉のふちのぎざぎざ)が全然違いますねえ。エッ常識でしたか?前掲『山渓ハンディ図鑑6 日本のスミレ』(山と渓谷社、1996年)で勉強しました。スミレを極めたい方はぜひどうぞ。




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