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このあいだ、11月7日と8日に河原の坊周辺ではツグミの姿が見られました。



ツグミは冬の間は日本全国の平地で普通に見かけるありふれた鳥です。岩手県を代表するマンガ「とりぱん」では主役の一種ですね(「とりぱん」以降、ツグミを見て「あっ、つぐみん。」と言ってしまう人はきっと私だけではないでしょう...)。そんなつぐみん、いやツグミですが早池峰山では5月と11月にしか見られません。日本では冬鳥のツグミは今頃、夏の間過ごした繁殖地のシベリアやカムチャッカから日本に渡ってきますが、真冬に河原の坊周辺でツグミを見ることはありません。冬を餌の豊富な平地で過ごす前に、早池峰周辺に立ち寄ったということでしょう。また、5月にはふたたび繁殖地へ向かう旅の途中で通りかかるものを見かけます。


2009年5月15日 小田越にて

今回は河原の坊駐車場や山荘の周りのブナの木(実はもうかなり落ちていましたが)や、イチイの木に止まって食事しておりました。


イチイの枝で


イチイの木には辛うじて実っこが残っていました。

イチイの赤い実は外側は甘くてねばねばつるっと食べられますが、中の種子は有毒だということです。外側を鳥や動物に食べさせて運ばせ、しかし種子までは失わないという植物の戦略ですね。


地面に落ちた実からは...


このように次の世代が生え出てくることでしょう。


そしてまたツグミの立ち寄るりっぱな木に育つ。


高檜山縦走コースにあるイチイの巨木です(旧川井村・現宮古市「木の博物館」に指定)。胸高直径150cm。半年間雪に埋もれてここまで育つにはどれくらいの時間がかかるのでしょう。

...とここまで書いて、宮古市の「木の博物館」のページを調べたら、イチイの稚樹で20~30cm以上に育ったものはこの周辺では見られないという衝撃の事実が書かれていました。「ツグミの立ち寄る立派な木」には育たないというのか...?!そのわけはこちら>木の博物館 イチイ
このことは河原の坊など早池峰南西麓でもそうなのでしょうか。こちら側に「ほどほどに育ったイチイ」があったかどうか、覚えていませんねえ。見に行きたいけどもうすぐ雪が降ってゲートも閉まってしまいますね。来年またツグミを見たら思い出すかなあ。


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