2011.09.29 薬師岳の紅葉
早池峰山の南側に位置する薬師岳はいい山です。薬師岳を訪れるには6月のオサバグサの咲く頃、また7月のイワヒゲの季節などそれぞれによいものですが、紅葉の季節が最も気持ちのよいものです。薬師岳の頂上付近は早池峰の紅葉ポイントよりも早く見頃を迎えます。毎年9月末頃がベストです。今年はどうも紅葉が遅いようですが、何となく染まり始めたようなので行ってみました。(2011.9.29)


小田越から木道の続くままに森の奥へ入っていくとすぐに辺りは静かになります。アオモリトドマツやダケカンバ、カエデなどの覆う森を登っていくと、いつかクマさんに出会ったあたりやメボソムシクイが巣をかけていた場所などを過ぎ...


花崗岩の露出するハイマツ帯に出ます。ここから頂上の稜線までは間もなくです。


稜線に出ると東側に薬師岳の頂上が見えます。いくらか紅葉しているようです。


振り返ると早池峰全体が望めます。やはりまだ遠目には紅葉して見えません。


小さな鉄製の仏さまにご挨拶してゆきましょう。


ミネカエデが黄色く染まっています...って言ってみたけど、黄色くなるのはクロロフィル(葉緑素)という緑色の色素が抜けて黄色いカロチノイドが残るのであって、いわば脱色ですね。赤い紅葉はアントシアンという赤色の色素ができるため。


ミネカエデ


花崗岩の塔


このような花崗岩とハイマツやシャクナゲなどの亜高山帯の常緑樹がつくる景観が薬師岳の特徴です。そこに紅(黄)葉と青空とくれば最高なのであって、あとはもう頂上で食べる弁当がうまいということに尽きます。


早池峰と紅葉


薬師岳頂上から南西斜面 やはりまだ少し色が足りないような気がしますね。欲を言えばあと数日。今週末から来週にかけて気温がぐっと下がるという予報ですが、それでもっと紅葉が進むのか、あるいは冷たい雨や雪でも降ってしまえばそこで散ってしまって終わりということもあり得ます。


おととしは綺麗でした。(2009.9.20)



花崗岩の権現さまが見下ろす遠野市大野平方面もまだまだ緑。


ヒカリゴケでも見ながら下りましょう。





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