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2018.04.28 八森山
少し前に、大迫の外川目にある八森山(757m)に登ってみた。「はちもり」という名の山は全国にあり、その多くには「鉢盛」の字があてられている。丸みを帯びた山を、鉢を逆さにした形状そのままに名付けたものだろう。「八森山」も元々は「鉢盛山」だったのかもしれない。



北側の沢崎集落の林縁部から作業道を辿り尾根に出て、あとは尾根の一番高いところを南東方向に歩いて行くとそれほど苦労なく山頂に着いた。北西側の尾根から山頂にかけては国土地理院の地図には点線で道が記されているが、今はわからなくなっている。ただ松林なので、林内の見通しは比較的きき、予想通り、雪解けから草木が生い茂る前の時期は歩きやすかった。
山頂からの眺望はないが、途中の伐開地からは思いがけず早池峰山と薬師岳が見え喜んだ。


左手前が猫山、右奥に早池峰山、白森山を挟んで薬師岳。 2018.3.31


早池峰


薬師

山頂には三角点だけでなく手製の標識もある。(以下、2018.4.2)


そして、あたり一帯のササはニホンジカによって葉がかなり食べられていた。




尾根上の松林の林床のササも、よく食べられている。




足跡や糞もあったし、個体にも二つ出会った。

岩手県のニホンジカは大船渡市・釜石市・住田町にまたがる五葉山で保護していたものが今や県北部まで広がっているので、花巻市の中では遠野市に接するこの地域にすでに多くのシカが生息しているのは何の不思議もないが、人の通わない山中に痕跡が多いのを見ると改めてげんなりする。大迫では外川目も内川目も最近では田んぼに電気柵を設置するようになっている。

ところで、こんなマイナーな山にも時々登る人がいるらしく、その記録がブログに残っている。
「花巻市 八森山」で検索すると、とりあえず2件の山行記録が出てくる。それは2013年5月と2015年12月の記録なのだが、そこに載っている写真を見ると、2015年12月にして山頂付近で今よりもササが茂っているのがわかる。
つまり八森山頂付近のササが坊主になったのはここ2年のことなのだ。これは、早池峰山南麓での植物の被食増加の時期とだいたい同じ傾向だと言える。

2015年から2017年にかけて何があったのか?
それが分かっても分からなくても、シカはどんどん増え続け、この春も早池峰山に迫ってくるだろう。





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