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連休は好天が続き、毎日何組かの登山者が早池峰山に来ていた。といっても、まだ登山口に通じる県道25号が冬期通行止めなのでそれほど数は多くない。最短コースでも、登山道に入る前に花巻市大迫町岳から登山口の河原の坊まで片道6kmの舗装道路を歩かなければならないからだ。その労を厭わず、また雪上歩行の技術がある人しか来ない。ところでそういう人たちが全員、携帯トイレを持って来ているといいのだが。早池峰山は今や一年中、持参の携帯トイレ以外に山中で用を足す施設はない。


河原の坊にはもう雪はほとんどない。去年の同じ日よりずっと少なくなっていた。 2015.5.3


河原の坊コース標高1200m付近の通称「石パネ」も雪が少なくて、帰りにシリセードしようと思っていた目論見は外れた。 2015.5.5


頭垢離(コウベゴリ)からござ走り岩までの直登、「御神坂」には三分の二くらい雪があり、アイゼンもいらないが雪上歩行が楽しめた。しかし北国に住むと冬は嫌でも雪上歩行しなければならないので、それがそんなに楽しいことなのかもはやよく分からないが。

その後山頂までほぼ雪はなく、登山道の大きな崩落も今年はない。


山頂は夏のように戻っている。


ただし避難小屋の前から小田越コース九合目までの間にはまだ雪が残る。それも今年は6月の山開きまでには消えそうだ。


向かい側の薬師岳の北面にはまだ雪が多そうだ。早池峰の小田越コースは一合目から九合目まではすっかり夏の道。


小田越コース一合目から小田越登山口までの樹林帯にはいつものように雪が残っているが、管理員の付けたピンクのテープを目印にして行けば迷うことはない。その雪も例年よりは少なく、高めの気温でどんどんとけている。


どこにとは言えないがもう春一番の花が咲いていた。


ミヤマキンバイは早くから遅くまで入れ替わりながら長く咲く。


この花はよほど注意して見ないと目に留まらない。やはり今年はやや早いようだ。


雪が融けた後、車の入らない車道にはノウサギの糞がぽろぽろ転がっている。冬の間に雪上に落ちたものが、雪が融けてそのまま道路上に残る。


今年のあの娘はこんな顔。


今年は冬期通行止め解除は5月15日(金)正午になったらしい。

ゲートが開けば、車で河原の坊まで歩かずに入れるので登山は手軽になる。しかしそれがいいことなのかどうかは分からない。往来する車に邪魔されずに岳から河原の坊までの道をゆっくり歩くよさというものがある。それはゲートが閉まっている間にしか味わうことが出来ない。そうして歩いていると、アスファルトの舗装道路がいかにもこの川沿いの道に似つかわしくないものに思えてくる。いっそゲートを閉めたままにして舗装もはがしてしまったらどんなにいいだろうと思う。宮古まで行くのは遠くなるが、早池峰山のような貴重な自然環境の真ん中に舗装道路が通っている方がむしろ不自然だ。
ともあれ車の来ない新緑の道を歩きたい人は14日までの間に楽しむといい。岳から河原の坊までゆっくり歩いて2時間程度。ただし…天気のいい日はブナやナラの花粉が飛散しているので敏感な人はマスクがあった方がいい。

ここからはゆっくり歩くと出会える花や鳥を紹介。(2015.5.3〜5.5)


静かにしているとホシガラスは近くまでやってくる。小田越で。


モズが高いところで監視。


河原の坊で毎年繁殖するキセキレイも戻って来た。


キビタキもさえずっている。


オオルリ。


クロジも静かな道路に出てくる。


マミジロも。


ヤマガラが目が合ってびっくりしてた。


ヒガラはどこにでもいる。ブナの新芽などをむいてついばんでいた。


カタクリはいつも連休ごろには笠詰あたりに咲いているのが今年はもう実になっていて、花はうすゆき山荘より上にしか残っていなかった。


クロモジの花。


イタヤカエデの花が切られて落ちていたが、誰かが食べるのにいいのだろうか。


エンレイソウ。


ヤマドリの羽が落ちていたので集めていると、


近くに一羽分あった。冬の間に何かにやられたようで少し古びていた。こんなにいらんわ。



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