山は降ったり止んだりのぐずついた天気が続いています。

河原の坊ではノビネチドリが咲き始めました。


この辺りでは普通に見られる花ですが、時々盗掘されます。


セイヨウタンポポも花盛りです。こちらは誰も持って行きません。

毎年今ごろ、早池峰山では県内のいくつかの団体合同でセイヨウタンポポやオオバコなどの移入植物の駆除を行っていて今年は6月14日(土)にあります。このままでは土曜日には綿毛になってしまいそうなので雨の合間に草むしりすることにしました。セイヨウタンポポは、県道沿いや登山口に多いですが、山頂にもあります。毎年抜いてもなくなりません。登山者の靴などについて侵入したとも言うけど、そもそも県道を開設した折に持ち込んだ土のうの土に入っていたという人もあり。今となってはこれだけ往来のある道路で移入を防ぐことは難しいでしょう。何年か前に、行政の担当者で「ラウンドアップ(除草剤)を使えば早いんだけど」と言ってた人がいましたが、きっと頭の中までモンサントに汚染されていたのでしょう(まあ、日本中がそうなのですが)。今年も焼け石に水の駆除作業をがんばりましょう。

河原の坊の登山口からすぐのところでタンポポを抜いていると、シカのものらしい食痕がたくさん目に付きました。





オニシモツケ


ヤグルマソウ



いろいろなものを食べています。...セイヨウタンポポも食べてくれればいいのに(笑)食べてません。早池峰山域ではここ数年シカの個体数が増えていると思われ、高山植物への食害が懸念されています。


山荘の前でもフキを気まぐれに噛みちぎった跡がこの間から目に付いていました。



3日前には、5月24日に雌のシカがいた笠詰の辺りの同じ場所でまた雌ジカを見ました。前のより少し若いようにも見えます。口をもぐもぐ、何か食べていたようです。車を停めて見ていても遠くには逃げず、離れたところでこちらをうかがっていました。この場所に執着する何があるのか、見に行っていました。

そこには同じ種類の草だけを食べた跡がありました。






なんだっけこの葉...?あとで職場の先輩に聞いたらトリアシショウマだとわかった。そうだ。人間ももっと若いのを山菜として食べるのだ。食べたことないけど、うまいのかな。


このカメラが鉄砲だったらあんた、もう死んでるよ。

この前の秋冬、早池峰を囲む地域でニホンジカの駆除が数回行われました。

もしお前がハンターに撃たれたらその時は
葬式で歌ってやろう トリアシショウマの好きなやつだったと
日本鹿之介『雌ジカのブルース』
(いま作った)


セイヨウタンポポの駆除も、ニホンジカの駆除も、希少な動植物とそうでないものを分別して希少な植物だけを保護しようという活動です。いずれにしてももはや人間の関与しない自然はないと言えます。

問題:以上の文章の主題にもっとも近い四字熟語を一つ選びなさい。

a: 天変地異
b: 食物連鎖
c: 無為自然
d: 有為転変

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