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すっかり休眠状態になっていた当ブログですが、山の雪は融けて花も咲き始めています。
雪解けは早かったですが、花は特に早いというふうでもありません。

今年もコロナ対応により、6月第2日曜日の山開き行事(小田越での式典、山頂安全祈願祭、記念絵馬の配布)は行われません。
6月13日(日)〜8月1日(日)までの土日祝日に行われる車両交通規制中の、シャトルバスの運行もありません。
つまり、去年同様に、マイカー規制はするけれどもシャトルバスはないということで、その時間帯に登山したければ、車なら規制開始の午前5時前に河原の坊駐車場に到達するか、あとは徒歩か自転車かバイク、タクシーで規制区間を通行するということになります。

去年は規制を知らずに来て、岳(規制区間の入り口)から小田越登山口まで8kmを歩き、そこで力尽きて登山せずに引き返した方もありました。ご注意ください。

規制の概要はこちらをご覧ください。
2021早池峰山車両交通規制及び早池峰登山シャトルバス運休のお知らせ

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5月31日の山頂直下。雪は例年より2週間ほど早い感じでなくなっています。積雪期の装備は不要です。
この2週間内にサンダルで登った人を2人は見かけましたが、それはおすすめしません。
                

さて、このブログを始めて今年でちょうど10年になりました。その間に起こった登山とインターネットに関する最大の変化は、近年の登山SNSの興隆と言えるでしょう。いま、登山する人の多くがYAMAPやヤマレコといったSNSで情報を得て登山し、また山行の記録を発信しています。
登山を計画する際に、事前にその山の雪の状態や登山道の情報などをほぼリアルタイムでチェックすることができます。
(このブログは「早池峰山現地情報」をうたっていますが、情報の速さという点では価値は相当に低下しています。)
また、投稿者同士の交流も楽しいものでしょう。
登山SNSの発展は登山者にとっては便利と言える反面、マイナス面もあります。早池峰山を愛する者にとってそれは、希少な高山植物の情報がネットを通じて簡単に流れてしまうことです。SNSによっては希少な高山植物の写真を投稿しないよう求めていますが、それを知らずに無自覚に投稿される例はあとを絶ちません。

去年、小田越コースを下山中の人物が、何かを探すように繰り返し登山道のロープからコース外に外れる行動をとっていたのを発見しました。その人物は片手にスマホを持って画面を見ながらウロウロしていました。
これはSNSの投稿写真から、花の場所を推測しながら歩いているように見えました。こうした行動は近年見かけるようになりました。
私は腕章をしてその人物に声をかけました。やはり花を探していたということですが、悪気もなく 「〇〇はどこですか?」と聞くところからすると盗掘する気は無かったようです。その花の場所を教えることはできないし、登山道からは決して外れないようにと伝えました。

このブログでは、公開してもよいと判断したものに限り開花情報を流して来ましたが、それすら考えてしまいますね。
去年はさらにコロナ禍でどちらかというと多くの人に早池峰山を訪れて欲しくなかったので積極的な情報発信をしませんでした。
今年も同じ傾向が続くと思いますが、シカ情報など登山SNSでは見られない情報などを発信できればと思います。
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