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昨年、ハヤチネウスユキソウに続いてやはり固有種のナンブトウウチソウの花穂が大量に失われるという事案が発生しました。
ほしがらす通信 2019.9.5 ふわふわマニア?

そしてナンブトウウチソウの前に仕掛けた自動撮影カメラに、ネズミが花穂に食いつく姿が写り、ネズミが原因の一つと考えられました。
ほしがらす通信 2019.10.4 ふわふわのその後

今年はどうなっているでしょうか。ナンブトウウチソウが花期を迎えたので、見に行ってみました。


小田越コース一合目の上のナンブトウウチソウ大群落。


去年はちょうどこのような雄しべのピンクが白く色あせて実がふくらんで来る頃に被害が多く発生しました。
完全に乾く前の実を食べるということは、貯蔵用ではなく生食用だったのでしょうか。


こちらは咲き始めたところ。
ともあれ、今年は目立った被害はないようです。


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さて、お話変わって、8月の後半から小田越の樹林帯ではルリビタキの子育てが見られました。


ルリビタキの巣と卵 2020.8.14

ルリビタキは夏鳥として飛来し、早池峰山の標高1200mあたりから山頂稜線までの樹林で繁殖します。小田越の樹林帯では以前、7月後半にルリビタキの営巣を見たことがありました。今回はやや遅いのでシーズン中の2回目の営巣だったのかもしれません。


数日後には目も開かないヒナが口を開けて親を待つ姿が見られました。 2020.8.21


せっせと餌の昆虫を運ぶお父さん。 2020.8.21


また数日後にはだいぶヒナが育ってきて、今度はむやみに口を開けずにじっとしています。 2020.8.27
5羽はいたようです。


こちらはお母さん。この巣の餌運びの頻度はオスの方がずっと多いようでした。 2020.8.27


それから3日後には、もう巣は空になっていました。 2020.8.30

無事に巣立ったのならよいですが。巣立ち前にテンなど?に襲われる可能性もあります。


これは別の巣から巣立ったとみられるルリビタキの幼鳥です。(このときまだ観察中の巣にはヒナがいたからです) 2020.8.27


空になった巣を後に帰る途中、別のルリビタキが餌運びをしているのに出会いました。オスです。 2020.8.30


オスが餌を運んだ場所で見つけた巣にはヒナが4つ見えました。 2020.8.30


5日後、ヒナはだいぶ育ってきました。 2020.9.4


それから3日後にはもう空になっていました。 2020.9.7

無事に巣立ったかなあ。

二つの例から、ルリビタキの孵化から巣立ちまではだいたい10日〜15日ほどだと観察しました。
センサーカメラなどで24時間監視をしているわけではないので確実ではありません。

早池峰山・薬師岳の森は、わずかに聞こえるメボソムシクイのさえずりのほかは静かになって(ホシガラスはまだいます)、秋の気配を迎えています。
ニホンジカの繁殖コールも始まりました。
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