例年になく多かった雪もいつの間にやら消えて、春は来るものだと感慨深い。


2018.3.28 大迫町岳より早池峰山(中央)と中岳(左)


あっという間に岩肌が出た

とはいえ、山頂にたどり着くためにはまず冬季通行止めの雪の県道をテクテク歩いて登山口までたどり着き、樹林帯はまだまだ雪なので柔らかくなった湿雪をズボズボ歩いて稜線に出なければならない。遠目に雪がないように見えても実際には思ったよりあるものだ。まあ、経験のない人は山開きを待ったほうがいいですよ。時々、無雪期にも来たことがないのに積雪期に登りに来る人がいるが、何を考えているのか理解に苦しむ。


ゲートは5月9日に開くそうな。


さて、早池峰山よりはるかに下った大迫町亀ヶ森地区のミサゴの巣には、ミサゴが繁殖のため戻ってきていた。


2018.3.27 蜃気楼でぼやけている。


このアカマツは2年くらい前から松食い虫にやられて枯れてしまったが、ミサゴの巣の巣材もだいぶ落ちたように見え、一層みすぼらしくなった。巣材を足した方がいいんじゃないかねえ。


2016.7.26

2年前には真っ赤だったがもう少しマシだった。今や枯れた松葉が全部落ちたのだな。
いつかは幹が折れるんじゃないかと気になっている。

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毎月末の投稿である。夏休みの最終日に宿題をする子供のようだ。

この冬は寒く、雪も多かった。今はまだこれが本当に全部水になるのかと思うが、あと三ヶ月もすれば山の雪も融けて草が芽を出す。雪が融けるのと同時に山に上がって来るのがニホンジカである。去年の勢いを考えると今年はさらに早くから、速いスピードと量で、早池峰山に迫ることは間違いない。
ドカ雪が降るとシカは死んでしまうと言われているが、麓のササの食われようを見るとそんなに楽観は出来ない。近年岩手県内では年間1万頭のシカを捕獲(駆除)しているが、早池峰山周辺では減るどころか増えている。捕獲数を出生数が上回っているのだろう。


雪から出たササの葉を食べ尽くす  県道25号沿いの大又地区で 2018年2月16日

2016年から2017年にかけて、早池峰山南面の標高1000mから1300m付近にかけてシカによる植物の被食が爆発的に増えた。今年は河原の坊コースの頭垢離(標高1377m)にある高山植物の群落に必ずシカの群が到達すると私はみている。雪が融けると同時に希少植物の群落に柵を設置してシカによる被食を防ぐ必要があると、折に触れ岩手県自然保護課に訴えているが反応は鈍い。この2年の急激な変化を見ていないからだ。県自然保護課の自然公園担当の職員は昨年4月に全員が異動で入れ替わった。こうした人事異動があると継続的な仕事を期待するのは難しい。

そもそも日本では環境保護行政が弱い。岩手県自然保護課も両手で足りるほどの人員で北海道の次に広い県土を担当しているので、早池峰山に回って来るのは年に1、2回になってしまう。行政の中で自然環境の保全や保護が優先順位の低いものになっているのだから、当然、環境の状態がどのようなものであるか観察することには注意も予算も払われない。それは国から県、市町村まで同じである。


そんな中で今日は花巻市の取り組みを少し評価してみたい。現在、花巻市では第2次環境基本計画というものに沿って、市内の生き物に関するアンケート調査を行っている。アンケートに答えているのは市内の環境関連団体や環境マイスターを委嘱された個人である。このアンケートはどういうものかというと、花巻市内の動植物の過去3年以内の生息状況を指定のリストに従ってチェックするというものだ。リストは県南広域振興局花巻総合支局保健福祉環境部(長い…)が2007年に発行した『花巻の大切にしたい生きもの』が指定した、植物254種、動物173種である(記事の最後のリンク先参照)。

花巻市では平成19年度に初めて環境基本計画を策定し、その施策の中の「生物多様性の保全」において、この「花巻の大切にしたい生き物=植物254種・動物173種」を成果指標に設定していた。ところが、この環境基本計画は策定されただけで成果指標の達成はチェックされず年月が経ち、そのうち東日本大震災が起きてうやむやになってしまっていた。そして計画の期間は平成27年度までだったために、28年度を目指して新たに第2次環境基本計画が策定された。

筆者はその第2次環境基本計画の策定に花巻市の環境審議会委員として関わることになり、前計画期間中には全くされることなく終わった生物種の調査を施策として盛り込むよう働きかけた。3年前のミサゴ騒動(ブログ内記事参照→「亀ヶ森のミサゴと産廃処分場」)から、地域の生物情報を把握しておくことの大切さを痛感していたからである。結果、「各種団体の調査データ等を活用することにより、現状の把握に努め、生物多様性の保全に役立てます」という文言が施策に入ったが、市内の生物種の調査は成果指標としては盛り込まれなかった。要するに環境調査を実施するだけのお金はないので、各種団体にアンケート調査をするだけ、それも振り返りの義務はないことに止まったのである。

その第2次の計画期間の初年度である平成28年度。「各種団体の調査データを活用する」アンケートでは、「文献で確認した種を除外した植物10種、動物11種」についてのみ調査したという。その文献とは何かを審議会で訊ねてみると、平成26年に改定された『岩手レッドデータブック』だという。つまり『花巻の大切にしたい生きもの』が指定した、植物254種、動物173種のうち、『岩手レッドデータブック』で花巻市が生息域になっているものについては「いるんだな」ということで除外したというのである。その残りが植物10種、動物11種。それをアンケート調査しました。しかし、平成26年に出たということは、その元になっているのは平成25年までのデータであろう。それも執筆者がいつどのように花巻市内での生息を調べたのかはわからない。それってどうなの。ということで、29年度には植物254種、動物173種全てについてアンケート調査を実施することにしてもらった。それがこの2月中までに行われていたのである。

前計画の8年間、アンケート調査すらまったく行われていなかったことを思えば、花巻市生活環境課がこの調査を実施したことをまずは評価したい。筆者も環境マイスターになっているのでアンケートに答えたが、これは意外とよい取り組みだと思った。要するにリストにある生物を最近3年間に見たかどうかということなのだが、意外と3年は早い。あそこに行けばある、いると知っていても、見ないうちに3年くらい過ぎてしまっているものがいくつかあった。早池峰山でオコジョ(花巻・HAランク、岩手・Bランク、環境省・準絶滅危惧)を、私はこの3年見ていない。また、植物や昆虫、魚類などについては知らない種の方が多かった。これは今までより気をつけて見なければという気にさせられ、自分に対してはいい効果だと思った次第である。

次はこのアンケート調査の結果どうするかである。植物254種、動物173種のうちアンケート回答者の誰も過去3年間に確認できなかった種があった場合にどうするか。『花巻の大切にしたい生きもの』または『岩手レッドデータブック』の執筆陣に、その生物種を花巻市内のどこでいつ確認したかを聞き取り調査し、現状を確認しに行かなければなるまい。楽しみですねえ。

こうした生物の生態調査を、例えば花巻市の全域でプロに頼んで行なうにはかなりの費用がかかる。地域の環境を観察している団体や市民に報告してもらうのはその点で理にかなっているし、花巻市民でもない他所のプロに頼むよりも市民がそれぞれの居住地域の生物情報を把握している方が良い。理想的にはできるだけ多くの市民が参加して市内全域を網羅した「生きもの調べ」をするのが望ましい。そのことで地域の価値の再発見にもなるし地域に愛着もわくだろう。しかしそうした知識・情報を持つ団体(野鳥の会など)や個人は現状ではそれほど多くないのではないかと思う。首都圏であれば一つの市内にはバードウオッチャーや植物マニアはある程度の人数がいるであろうが、花巻市民9万6千人のうちどのくらいいるだろう。そして人口はどんどん減少していく。いま現在の地域の生物情報を蓄えた人材も、10年後にはどうなっているだろう。地域の生物情報という知的財産は、蓄積し常にアップデートするのには多大な時間と労力がかかる一方で、失われるのはおそらくあっという間だ。今からでもこまめな情報収集と公的な(=継続性が保たれる)組織によるデータベース化、若者や子供を巻き込んだ人材育成が急がれる。

ほしがらす通信・主筆(しかいない) 八重樫理彦


『花巻の大切にしたい生きもの』植物254種、動物173種のリスト(資料中p.11〜p.18)
https://www.city.hanamaki.iwate.jp/shimin/158/166/p002721_d/fil/1206597584879.pdf

花巻市環境計画(平成20年〜平成27年。宮沢賢治の思想や地球サミットに言及するなど意識高い感じに作られたが絵に描いた餅に終わった)
https://www.city.hanamaki.iwate.jp/shimin/158/166/p005535_d/fil/1206597584785.pdf

花巻市第2次環境基本計画(平成28年からの現行計画)
https://www.city.hanamaki.iwate.jp/shimin/158/166/p005535_d/fil/2keikaku.pdf



クマタカ(「花巻の大切にしたい生き物」HAランク、岩手・Aランク、環境省・絶滅危惧ⅠB類)
成鳥 大迫町内川目 2018.1.15
2018.01.31 テン



テンが






お肉もって走ってった。



お肉は凍ってた。


(2017.12.30 大迫町内川目岳)




2017年10月18日 河原の坊より

早池峰山周辺の紅葉はすでに河原の坊より下流の魚止めの滝あたりまで下がっています。山はすでに何度か冠雪しています。
河原の坊の総合休憩所(ビジターセンター)は10月20日で閉館し駐車場のトイレも閉まりますので、以後はトイレは裏手の冬季用トイレをご利用ください。小田越登山口に至る県道25号は11月8日(水)の午前11時に花巻市側の岳と宮古市側のタイマグラでゲートが閉まり冬季通行止め期間に入る予定とのことですが、小田越に雪が積もれば通行止めが早まることもあります。天気情報に注意してお出かけ下さい。


さて、シカの話です。早池峰山周辺では近年ニホンジカ(以下、「シカ」は全て「ニホンジカ」を指す)が増えていることは度々書いてきましたが、ふたたびここで話題にするのはシカによってもたらされている変化が急激で劇的なものだからです。
今年、河原の坊の周辺では何種類かの植物がほとんど見られなくなりました。具体的にはオニシモツケ、ヨツバヒヨドリ、クガイソウ、マルバキンレイカなどです。去年まではこのあたりで普通に見られたものでしたが、今年は明らかにニホンジカの採食によって個体数を著しく減少させました。今、河原の坊登山口周辺ではヨモギやノコンギク、トリカブトなどシカが食べない草ばかりが目立つようになっています。(以下、写真は全て2017年)


オニシモツケが姿を消しヨモギが目立つ河原の坊駐車場周り(9月20日)


ノコンギクも目立つ(9月27日)

また、河原の坊登山口周辺だけでなく河原の坊コース登山道や小田越コースの登山道、はては早池峰山頂付近でもシカの食痕が明らかに増え、早池峰山の固有種である植物にも食痕が認められました。


7月1日の記事「早池峰山麓のシカ」で報告した、河原の坊登山口近くのクガイソウですが、食べられては葉を出し、また食べられてを繰り返してついに花は咲きませんでした。来年には絶えるでしょう。(8月30日 標高1100m付近)


懸案のマルバキンレイカは、去年首が届かないから食べないのだなと思っていた場所も食べられてほぼ消滅しました。(9月15日 河原の坊登山口近く・標高1120m付近)


閉鎖中の河原の坊コース登山道では、早池峰山の固有種であるナンブトウウチソウに食痕が増えました。近縁種のシロバナトウウチソウは去年からよく食べていましたが、やはりナンブトウウチソウも食べるようです。(9月4日 御神坂・標高1430m付近)


同上


さらに、固有種のミヤマヤマブキショウマも食べていましたし、(9月4日 御神坂・標高1530m付近)


また固有種の一つであるナンブトラノオも食べられていました。(9月4日 千丈ヶ岩上方・標高1800m付近)


同上


今のところ早池峰山のシンボル的な固有種、ハヤチネウスユキソウにはそれらしい食痕を見つけていません。同じキク科のヤマハハコは好まないのかあまり食べていません。(9月27日)


しかし全く食べないというわけでもありません。シカはとりあえず何でも食べます。有毒のトリカブトにも、好まないらしいヨモギにも食痕はあります。今以上にシカの個体数が増えて標高の高いところに侵入してくればハヤチネウスユキソウも必ず食べるでしょう。(同上)


標高の高いところといえば、夏には山頂直下のお花畑にセリ科の植物を派手に食べたあとがありました。(9月4日)


そしてその足元のコバイケイソウ(有毒)を踏み荒らしていました。(同上)

これらはおそらく山頂付近まで森林の続く、北側の門馬コース側から侵入したシカによるものと思われます。ニホンジカは岩場歩きをあまり好まないからです。ただこれも憶測なので本当の侵入経路はわかりません。

7月の記事にも書きましたが、今年の特徴は食べられた植物の量と種類と生育面積が拡大した中で、「草」だけでなく「木」で食痕が大幅に増えたことです。タニウツギ、ヤナギ属、カエデ属、タモ、ナナカマド、ブナなど…数え上げればきりがありません。


このコシアブラは繰り返し食べられているのでしょう。秋になったのに、こんなに小さな若葉を出しています。(9月20日)


県道25号の河原の坊〜小田越間ではシカの首が届くあたりまでの高さの草や木の枝はきれいに刈られたようになくなっています。(9月4日)


ミネカエデが紅葉した時、その高さにはもう葉はありませんでした。(10月3日)


県道脇の林内に入って道路側を見るとスカスカで丸見えです。以前はこのようなことはありませんでした。(9月7日)


悲しきイタドリ。(9月25日)


県道沿いの状況は、花巻側だけでなく小田越の反対側、宮古側でも似たようなものです。(9月29日)


このまま人間が何もしなければ、来年にはこの辺りの植生はさらに変わってしまうでしょう。おそらく河原の坊コースでは頭垢離(標高1377m)付近まで侵入するシカが増加し、南斜面のお花畑の植物を食べるでしょう。そこには今年食べられていたナンブトウウチソウやミヤマヤマブキショウマ、ナンブトラノオだけでなくハヤチネウスユキソウやヒメコザクラ、チングルマなど様々ないわゆる希少種や高山植物が生えています。小田越コースでも一合目までの樹林帯での採食が拡大するでしょう。また登山道の外でも岩場でない限りさらに侵入が拡大するでしょう。

さて、この記事の中ではこれまで、「食害」とか「被害」という言葉をあえて使ってきませんでした。この地域でニホンジカの個体数が増加し生息範囲が広がり、被食される植物が増えている、という現象は「害」でしょうか?それは、人間が「価値が損なわれた」と捉えた時に初めて「害」になります。農作物被害のように。早池峰山の植物をシカが食べているのは「害」でしょうか? 個人的には、植生が変わりつつある現在の環境は私の眼には「荒廃」に映り、残念に感じます。高山植物が消滅すればさらに残念に思うでしょう。

今のところ、公園管理者の岩手県や国有林の管理者の森林管理署、環境省などはこの「変化」をそれほど「害」だと考えていないのではないでしょうか。早池峰国定公園(県)や早池峰山周辺森林生態系保護地域(森林管理署)、自然環境保全地域(環境省)などの指定の「価値」の源である、固有種や希少植物への食「害」の報告がまだ届いていないのかもしれません。フキやヤグルマソウ、オニシモツケでは「害」にならないのです。だからほとんど何の対策も取られていないのでしょう。そうでなければとっくに何か手を打っているはずです。シカの生息調査だけはもう何年も前からしているのですから。
(実際は、2012年にすでに東北森林管理局の調査でナンブトウウチソウに食痕が記録されている。>早池峰山周辺のニホンジカの生息状況

今年に至る、早池峰山麓でのニホンジカ増加は2012年ごろから激化しました。>「ほしがらす通信・2013/9/28・早池峰山のシカ問題」 改めて「早池峰山 シカ」で検索してみると、2013年ごろに多くの記事がヒットします。それから5年あまりの間、ハンターによる主に冬場の山麓地域での駆除以外、実際にはほとんど何のシカ対策も取られて来なかったように思われます。個体数管理、つまりハンターによる駆除は残念ながら目立った成果を上げていません。シカの増加数がハンターによる捕獲数を上回っているのだと、当のハンターさんが話していました。
このまま何もせずに来春を迎えれば、必ず希少種への食「害」が拡大します。その時になって会議を開いても手遅れでしょう。特定の植物に「価値」を認めるのであれば、それを守る行動を取るべきではないでしょうか?高山植物を人間が盗掘するのを防ぐために監視員を置いているように(ところで三陸北部森林管理署では今年、去年まで置いていた早池峰山周辺森林生態系保護地域の巡視員をゼロにしましたが、これは全く不適切でした)。

シカを防ぐには何が有効なのでしょうか。これまでに、岩手県以南・関東以西の地域ではとっくにニホンジカによる食害は進んでいて、対策の知見も蓄積しているはずです。例えば防鹿柵は?早池峰山域のシカは冬に一旦積雪の少ない山麓地域に移動します。春、雪解けの時期に再びそれらのシカを侵入させないことが最も重要な対策になるはずです。ハンターによる狩猟圧も、まとまった予算を投入して集中させる必要があるのでは。「価値」があるのなら、対策を取らなければ。さもないと本当に早池峰山はハゲ山になります。関係者の皆さんが決断すべき時です。もう手をこまぬいている時間はありません。



最近、河原の坊あたりで毎日鳴いてるのはこれか。秋の鹿が黒いのはヌタ場で泥を体になすりつけるからだそうな。オスのアピール期間ですな。(10月2日 マルバキンレイカのあった場所で)



土砂崩れのため昨シーズンから閉鎖中の河原の坊コースで、登山道脇の植物にニホンジカのものと思われる食痕が昨年増えたことは以前書きました。今年度の振り返り2 河原の坊コースのシカ食害

今年は去年を上回る勢いで、春初めから多くの植物に食痕が目立っています。今年の特徴は、芽が出たばかりの植物を地表近くで食べていることと、木本類の若い葉を食べていることです。(写真は6/7と6/24)


出たてのイタドリを低い位置から食べることは、去年の春にはありませんでした。


クガイソウも早々とやられています。


タマガワホトトギス


いつも人気のセリ科(オオバセンキュウかエゾノヨロイグサ?)


アザミの類


懸案のマルバキンレイカは去年被害のなかった高い位置の株が食べられていました。


ここのシロバナトウウチソウは去年からシカのレストランみたいになってました。


ゴマナ?


タチカメバソウ


ナナカマド


ナナカマドは枝をわざわざ折って若い葉を食べています。


ウリハダカエデ


タニウツギは花期を迎えていましたが(6/24)


このように食べられて寂しくなってしまったものもあります。


ここは足下の草もさっぱりとなくなってしまいました。


この辺りは今どきは草が茂ってダムは見えづらいはずなのですが、草刈りをしたようにさっぱりしています。

河原の坊から小田越に続く県道25号沿いでも、木の葉を食べるのが今年は目立っています。


アオダモ?に多く食痕が認められました。


ハウチワカエデ

このほか、ツツジ科の木にも食痕が多かったです。
草本では、フキ、トリアシショウマ、ヤグルマソウが前から好物です。


トリアシショウマ

ヤグルマソウ


小田越周辺でも今年は食痕が増えていると聞きます。小田越の管理員さんは、オオバタケシマランが食べられてさっぱりなくなってしまった、と話していました。
岩手県では、早池峰山周辺地域シカ監視員を任命して、鳥獣保護区内でもニホンジカを捕獲できるようにしました。