早池峰山地域では、今年は紅葉の始まりが早いようです。すでに早池峰山(1917m)の中腹で見頃を迎えているほか、薬師岳(1644m)山頂・鶏頭山(1444m)山頂付近でも紅葉が見頃になっています。今朝は冷え込んで、河原坊では最低気温が5℃まで下がりました。


小田越から見える薬師岳北面は美しく染まっていました。


薬師岳登山道に入ると、オガラバナや


ミネカエデが色づいています。


稜線に出ると、薬師岳山頂の北側がちょうど見頃になっていました。


花崗岩とミネカエデ、それにシャクナゲやコメツガなどの常緑樹が織りなす景観。











山頂から西側を見る。右上隅は岩手山。早い時間には鳥海山も望めたそうな。東方向には宮古湾が見えました。


早池峰山もきれいに見えていました。


早池峰山の中腹も見頃な様子です。

そこで、薬師岳を下りた後で、早池峰山小田越コースの一合目まで行ってみました。


やはり紅葉しておりました。


早池峰山の紅葉は、ミネザクラやミネカエデなどが中心ですが、常緑樹の中に散らばっているのでそれほど圧倒的ではありません(毎年同じようなことを書いてる)。


ミネカエデ


久しぶりの快晴でした。この週末も好天が続けばよいのですが。


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2017.09.11
ふぅ。役場ワイファイ(前回参照)。

里では稲穂が色づきアキアカネも山から下りて来ています。ということは、山でも少し前から秋めいてきています。


ナナカマドの実が赤く色づいています。小田越一合目。 2017/9/9


ヒロハヘビノボラズの実。


ミネザクラは他の木々に先駆けて一足早く紅葉が始まっています。


足元に目を転じると、早池峰山の固有種の一つミヤマヤマブキショウマも美しく紅葉しています。


ミヤマヤマブキショウマ(左)とミヤマウイキョウ(右)


花はというと、ナンブトウウチソウはまだ見頃です。


ナンブトラノオも。


ミヤマヤマブキショウマには雄花と雌花があって、花の季節には雄花が目立つのですが、秋には種をつける雌花の方が目につきます。


五合目では長くたくさん咲いたチシマフウロも種子をつけていました。


頂上稜線でもミネザクラは紅く染まっています。


ミネカエデ(左)とミネザクラ(右)


赤いところばかり撮っているけど、頂上付近全体ではこんな感じ。まだ色づき始めたところです。早池峰山の高山帯で紅葉が目立つ木はミネザクラとミネカエデ、オガラバナにナナカマドくらいです。それぞれ時期がずれるし、コメツガやアオモリトドマツ、ハイマツなどの常緑樹もあるので全山真っ赤にはなりません。あと赤くなるのは草ではミヤマヤマブキショウマ、ホソバイワベンケイ、ウラシマツツジ、チシマフウロなどです。


ホソバイワベンケイも小さいながら存在を主張。


ウラシマツツジ


ホソバイワベンケイ


ミヤマヤマブキショウマ


ところで、報告が遅れましたがミヤマアキノキリンソウはだいぶ前から咲いていました。


山頂付近ではミヤマダイモンジソウもまだ見られます。


今ごろはハヤチネフキバッタが登山道にたくさんいるので踏まないように気をつけてください。


冬を前に岩の隙間のわずかな土の中に産卵中。卵は雪の下で夏空の夢を見るのでしょうか。


秋は日暮れが早いので天気が良くても下山はお早めに。



平成29年大迫あんどんまつり各組の山車

8月14日

上若組


正面 風流 天狗


見返し 風流 連獅子

下若組


正面 飯縄権現


見返し 宿場乃夜

若衆組


正面 風流 葛城山


見返し 膝丸

川若組


正面 風流 大相撲


見返し 風流 三太郎

今年は大迫の町割りが整備されてから400年だというので弘前のねぷたが招かれたせいもあり、人出は多かったようです。



さすがに津軽衆は囃子も荒っぽく勇壮で、大迫あたりの、つまり南部ののんびりした人々はびっくりしたのではないでしょうか。おれはびっくりした。


8月16日

上若組


正面 風流 平九郎蛇退治


見返し 風流 阿弥陀如来

下若組


正面 天竺徳兵衛


見返し 五条大橋

若衆組


正面 毘沙門天


見返し 不動明王

川若組


正面 風流 文殊菩薩


見返し 風流 布袋尊




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すっかりブログの更新が滞っているが、これには訳があって(モチベーションの低下だけでなく)、インターネット接続環境の問題である。

筆者は今年、大迫の中心地からやや外れた地域に引っ越したのだが、ここにはインターネットの光ケーブルが通っていない。大迫の街なかでさえNTT東日本くらいしか光を引いていないのだが、私の住んだところは今後も整備する予定がない地域なのだという。
現在、花巻市内では全世帯比の約96.4%にあたる地域で光ブロードバンドが使えるが、大迫の内川目・外川目地区、東和の小山田地区の一部・浮谷内地区・田瀬地区には光ファイバー回線がない。NTT東日本ではこれらの地域は「将来を含め光ブロードバンド整備の対象としていない」そうな。多分、都会(花巻市内でさえ!)に住んでいる人はそんな問題が日本にあるなんて考えたこともないだろう。

筆者は引っ越しにあたりそれまで入っていた光回線の契約を解約し、今の家ではそのあたりで唯一繋がるドコモの電波で、普段はスマホでインターネットを見ている(パソコンで見るときはテザリング)。ところがそれではブログの画像のアップロードなどのデータ送信に難がある。そこで大迫の図書館にあるwifi(大迫総合支所と同じ設備)を使って容量の大きいデータ通信をしているが、図書館は午後6時には閉まってしまう。6時以降は支所の駐車場に駐めた車内でwifiに接続してデータを送ったりしている(たった今もそうしている)。ところがこの「役場ワイファイ」は1時間で接続が切れてしまうのでその度に登録したパスワードで再ログインしなければならない。

このあんどんまつりの原稿も一週間前に作成し、駐車場の車内から「役場ワイファイ」経由で記事を保存しようとした。ところが接続が切れていて、保存されていなかった原稿が全て消え真っ白な入力画面が残った。私は絶望して、暗くなった車内で静かにノートパソコンを閉じた。

早池峰山の向こう側、日本で最後に電気が通ったというあのタイマグラ集落でさえ、数年前には光ケーブルが通ったというのに!



2017.07.23 7月の花から
7月も終わりに近づきました。昨日から岩手県も大雨になっていますが、その前までは今年は梅雨の東北とは思えない暑さが続きました。過酷な環境でも生き延びてきた早池峰山の高山植物は涼しい顔で?咲いていますが、環境の変化に弱い我々人間は熱中症には十分注意が必要です。何よりも水分、そして塩分を補給しながら登山しましょう。早池峰山では携帯トイレしか使えないので、便を持ち運びたくないからと水分を控えるようなことがあってはいけません。そして、現在メインの登山道となっている小田越コースには水場はありませんので、必要な水は登山口に到着する前に各自用意して来なければいけません(こんなことは当たり前のことですが…)。花巻市側にある河原の坊登山口には沢水を引いた水道はありますが、土日祝日にシャトルバスで直接小田越まで行く方は河原の坊で途中下車はしないと思いますので、やはり予め水を用意すべきです。


7月の花から (写真は7/9・7/15)



チシマフウロは五合目で7月上旬にきれいに咲いていました。


珍しく白花もありました。


カトウハコベと


よく似たホソバツメクサ


ミヤマアズマギク


キンロバイ


イブキジャコウソウも咲き始めました


ナンブトラノオ


ミネウスユキソウ


ここからはハヤチネウスユキソウです。










残念なことに、登山道の外側で踏みつけられている花を見つけることは珍しくありません。









2017.07.04 今見られる花
早池峰山ではハヤチネウスユキソウが咲き始め、他にもいろいろな花が見頃を迎えています。(写真は7/2)


マルバシモツケ

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地味だけれど早池峰山の固有種の一つ、ミヤマヤマブキショウマ。


ミヤマオダマキとキバナノコマノツメ


こちらも固有種のナンブトラノオも三つくらい咲いていました。


今年はミヤマシオガマが綺麗に咲いていたように思います。山頂以外ではそろそろ色あせてきました。


ミヤマアズマギクは場所によって紫が薄いものが見られますが


これは真っ白でした。

170702husuyuki.jpg
ハヤチネウスユキソウは二合目から三合目あたりでまだ開き始めたばかりです。標高の低いところから高いところへ順番に花が咲いてゆくので、今月いっぱいくらいは楽しめそうです。


カトウハコベも咲いていました。


意外と目につくのか、よく名前を聞かれるのがタカネクロスゲ。


「ナンブイヌナズナの隣に、白いナンブイヌナズナが咲いている」という情報があり確認しに行きましたが、


ミヤマタネツケバナでした。同じアブラナ科で花は似ていますが、葉がナンブイヌナズナより丸いです。


九合目、稜線に登ると最近まで雪があったので、花の季節が戻ります。ミツバオウレン。


ミネザクラも咲いています。


コイワカガミとヒメイワショウブ


山頂直下の雪も小さくなりました。


下山すると、小田越樹林帯の足元にはギンリョウソウが顔を出していました。